湿原学習パート3(中学年)

 8月28日(月)、中学年は総合的な学習の時間に温根内ビジターセンターに行きました。センター職員さんからタンチョウについてお話をしていただき、その後、タンチョウの羽を触ってみてその軽さに驚いていました。また、湿原内の木道を歩き、やちまなこを観察しました。やちまなこは、漢字で「谷地眼」と書き、谷地はこちらの言い方で湿原のこと、眼は目玉のことです。簡単に言うと、湿原の中にある自然にできた目玉みたいな池で、釧路湿原には直径1mほどの穴がぽこぽこ空いています。中には水が貯まっていて、中を覗いてみても、深さがどれくらいあるのかまったく見えません。職員の方が、長い棒を使ってやちまなこの深さを測ってみせてくれました。長い棒がどんどん入っていって、結局、底までは3m以上もあり、子ども達はその深さにビックリしていました。

 学校からほど近いところにある釧路湿原ですが、今まで気づかなかった秘密がいっぱいあって、子ども達は改めて釧路湿原の特徴について体験を通して学ぶことができました