〇令和7年度、新一年生1名を迎え、全校児童25名、教職員14名で下幌呂小学校の学校生活がスタートしました。本校の教育活動の様子は、トップページの「お知らせ」等でお伝えしていきます。
〇令和7年度、新一年生1名を迎え、全校児童25名、教職員14名で下幌呂小学校の学校生活がスタートしました。本校の教育活動の様子は、トップページの「お知らせ」等でお伝えしていきます。
1日何回「ありがとう」と言っていますか?
校長 小 林 香 織
令和7年度も前期がもうすぐ終わろうとしています。
この半年、様々な行事や学校の取組にご協力いただき、本当にありがとうございました。10月からの後期も何かとお世話になります。よろしくお願いいたします。
☆ ☆ ☆
さて、みなさんは1日に何回くらい「ありがとう」という言葉を声に出して言っていますか?
「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人は、たぶん99.9%いないと思います。
この「ありがとう」という言葉、感謝の言葉なのですが、この言葉を言うことで、次のうち、誰が一番幸せになるでし ょうか?
① 「ありがとう」を言われた人
② 「ありがとう」と言った人
③ 「ありがとう」を聞いた人
なんだか、どれも幸せになれそうな気がしますが、一番幸せになれるのは②「ありがとう」を言った人です。
なぜかというと、「ありがとう」は感謝を表す言葉です。
「ありがとう」といえるということは、他の人が自分に対して何かをしてくれたことに気付いているということ。他人の自分への厚意に気付くことができると、なんとなく幸せな気持ちになります。
色々調べてみると、ネスレ日本やゴディバジャパンで実施した「ありがとう」について調べた結果がありました。
ネスレ日本によると、1日に「ありがとう」を言う平均回数は7.5回に対し、言われる回数は4.9回だそうです。
また、ゴディバジャパンの調査ではメールやSNS等も含めて1日に「ありがとう」を伝える平均回数は14.1回、声に出して「ありがとう」を伝えるのは1日に9.7回だそうです。
およそ、1日に10回弱は「ありがとう」を言っているということになります。(年代によって少し違うようです。)
興味深いのはどちらの調査でも「ありがとう」をたくさん言うほど、幸福度が高いという結果が出たというところ。
幸福度の高い人の方が生産性が高いとか創造性が高いという海外の研究報告や、「ありがとう」をたくさん言う人ほど「ありがとう」をたくさん言ってもらえるという結果もあるとか。
ここまできたら、小さな事でも自分から「ありがとう」を伝えることが大事なようです。でも、「ありがとう」と声に出して言うことは、案外、簡単なようでタイミングを逃したり、思っていても声にできなかったり、時には「ありがとう」ではなくて「すみません」と言ってしまったりするものです。普段から言わないと、いざという時にすっと言える言葉にならなさそうですね。
わずか5文字の「ありがとう」は他者への感謝だけでなく、自分自身への感謝の効果もあります。まずは今日から、1日15回を目標に「ありがとう」を伝え合ってみませんか?
鶴居村3小学校で取り組んだ「みんなでムーブリズム運動動画コンテスト」において審査員特別賞を受賞しました。