〇令和7年度、新一年生1名を迎え、全校児童25名、教職員14名で下幌呂小学校の学校生活がスタートしました。本校の教育活動の様子は、トップページの「お知らせ」等でお伝えしていきます。
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脳の成長を止めてしまう3つの言葉
校長 小 林 香 織
7日(土)は、最高の晴天の中、運動会を盛大に実施することができました。赤組も白組もそれぞれに勝利をめざして奮闘する姿が見られました。当日は、保護者・地域の皆様の競技への参加、また多くのご声援をいただき、ありがとうございました。
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さて、先日の朝会で次のようなお話をしました。
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「1日の中で、みなさんが一番話をしている相手はだれ でしょう?」友達・家族・ペットなど、いろいろな答え が出ましたが、実は、人が1日の中で最も話をしているのは自分自身です。どちらにしようか迷ったり悩んだりしたときに、子どもでも大人でも、頭の中で自分自身と会話します。この頭の中での自分との会話を「脳内トーク」と言います。この脳内トークをすることで、自分の進む道を決めていくなど、人は成長していきます。
ところが、この脳内トーク、3つのNGワードを使うと、脳が働くことをやめてしまうのだそうです。そのNGワードとは・・・
「わからない」 「できない」 「知ってる」
の3つです。
「わからない」・・・この言葉を脳内トークで使うと、脳はその瞬間に「もう考えなくてもよい」と認知してしまうのだとか。勉強が苦手な人や、問題解決が苦手な人は、この言葉をよく使っているといわれています。
「できない」・・・この言葉も言った瞬間に脳は「できない状態」をイメージしてしまい、思考が停止するのだそうです。そして「できない」という言葉を使えば使うほど、脳が「自分はできないんだ」と暗示をかけてしまい、本当にできなくなってしまうといわれています。
「知ってる」・・・「それはもう知ってる」と思った瞬間、脳は「これ以上学習する必要はない」と判断するのだとか。知っていてもあらためて読んだり聴いたりすることで、新しい発見があるかもしれません。
このNGワードを使わないようにする…といっても、なかなか難しいですが、
「わからない」は「なんだろう?」とか「できるところまでやってみよう」に。
「できない」も「いまは難しくても、やってるうちにできるようになる!」に。
そして「知ってる」は「聞いた(見た)ことあるけど、新しい発見はあるかな?」に変換して、自分の脳を思考停止しないようにしましょう。
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日常的に無意識で行われる「脳内トーク」。たしかに、NGワードを多く使っている人よりは、使わずに前向きな言葉を使っている人の方が、他人から見ても楽しそうだし、人間関係も上手に作れてそうだし、仕事もスムーズにいってそうで、いろいろなことがうまく回っている感じがします。
「脳は大人になってからでも、いくらでも変化できる」という研究データもあるのだとか。せっかくなら、自分の人生をより楽しく、前向きにするためにも、学校で、家庭で、地域でNGワードに気をつけながら、脳も、仕事も、そして地域も活性化したいですね!
鶴居村3小学校で取り組んだ「みんなでムーブリズム運動動画コンテスト」において審査員特別賞を受賞しました。