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スローガン「日本一あいさつも美しい村」は、令和元年度の鶴居中学校区コミュニティスクールの熟議の中で、3校が共通のあいさつスローガンとして決められたものです。その具体的な取組として”のぼり”を作成し、各校であいさつ運動が行われています。地域の中であいさつが飛び交うことで、コミュニケーションがより活発になり、地域の皆様にはあいさつ運動とともに「ながら見守り」にもご協力をいただき、子供たちの交通安全や事故防止(不審者等)につながるものです。
このあいさつ、これまでにもお知らせをさせていただいていますが、目指す生徒像を教職員、生徒、保護者・地域の皆様を共有していけるよう示している「今年度のキーワード」のうちの1つです。
朝会講話で「あいさつ」について次のような話をしました。
Hello(ハロー:英語) Bonjour(ボンジュール:フランス語) Guten tag(グーテン・ターク:ドイツ語)
Ciao(チャオ:イタリア語) 你好(ニイハオ:中国語) 안녕하세요(アンニョンハセヨ:韓国語)
これらの言葉、聞いたことがあったり、知っていたりする言葉で、すべて日本語に直すと「こんにちは」という意味です。
他の国の言葉を学ぶとき、はじめに覚える言葉の1つがあいさつにかかわるものです。それだけあいさつは大事なことだということです。
あいさつは「相手によい印象を持たれる」「会話のきっかけになる」「自分の緊張をほぐすこともできる」というメリットがあります。あいさつのポイントは「笑顔」で「ハッキリ」と「相手の目を見て」、そして自分からすることです。
日本一あいさつの美しい村の中学生として、あいさつができる人になってください。
経済心理学を専門とするある大学教授が企業を例にあげて、次のようにあいさつの重要性について言っています。
〇あいさつが減るとコミュニケーションのきっかけがなくなり、情報交換が滞る。その結果、「うっかりミス」が多発す る。
〇あいさつがさらに減り、あいさつの際に声を出さず、頭をさげるだけになると、多くの社員はストレスを感じ、「意識的に力を抜くこと」が増えたりして、会社組織がよくない方向へ向かってしまう。
〇さらに状態が悪くなって、頭を下げるどころか全くあいさつをしなくなるとどうなるか。あいさつは「攻撃性を減らす」という役割がある。良く思っていない相手でも、向こうから明るくあいさつされると怒りが薄れる経験は誰もがあるはず。あいさつが全くない組織では、相手や組織全体への怒りがあふれ続け、その組織はよくない方向に進み、ダメになってしまう。
大人の社会であってもこれほどまでにあいさつは重要なものだと言うことです。
また、あいさつは良好な人間関係を築き、「承認欲求」(認められたいという気持ち)を満たすといわれています。そしてそれは自己実現という「本当になりたい自分」に近づくための大きな原動力になるともいわれています。
これから社会に出て、そこで生きる子供たちにとっては「あいさつ」は今も昔も重要なスキルなのです。
今はコロナ禍でマスク越しのあいさつになってしまいますが、マスクをつけていても笑顔で気持ちのよいあいさつはできるはずです。ご家庭でもぜひ「おはよう、おやすみ、いってきます、いってらっしゃい、ただいま、おかえり」等、お互いの声かけを続けていただければと思います。保護者・地域の皆様も一緒になって「あいさつ」を通して、子供たちを育てていただければ幸いです。
鶴居村立鶴居中学校
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