令和3年4月15日号「学習するとは?「学ぶ」と「習う」~中学校生活で大切にしたいこと~

 4月6日、生徒74名、教職員24名で新しい年度がスタートしました。新型コロナウイルス感染症に関わっては、引き続き感染症対策を講じながらの生活になります。時間の経過とともに対策を講じてもできないことは、ある程度限定されてきています。正しく、そして賢く恐れ、安心・安全に教育活動が推進できるようにしていきたいと考えています。
 さて、4月6日に行われた入学式。式辞の中で新入生23名に次のような話をしました。

 皆さんに、これからの中学校生活の中で大切にしてほしいことがあります。それは中学校で「学習」するとはどういうことか、ということです。学習という言葉は、「学ぶ」という字と、「習う」という字からできています。「学ぶ」というのは、自分から進んで知識や技能を身につける、という意味で、「習う」は教えてもらう、という受け身の意味があります。どちらも必要なことではありますが、先生に教えてもらうだけではなく、授業や生徒会活動など、自分から進んで「学ぶ」ということが、中学校ではこれまで以上に大切になります。自分自身の成長を信じて、中学校生活の中で「自分から進んで行動」し、多くのことを学んでほしいと思います。

 これは、新入生に向けた話ですが、在校生を含め、いろいろなことに自分から進んで行動し、多くの体験をし、それによって成長した新たな自分を感じてほしいと思っています。今年度も全教職員が一丸となり教育活動を進めていきたいと思いますので、保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。